武蔵野と玉川上水のお散歩
2002年8月4日、どうしても飲みたいというお京のリクエストを受け 武蔵野在住の一厘堂ツアーコンダクターの案内にて 玉川上水散策ツアーが実現しました。
|
玉川上水とは江戸時代に作られた人口の上水用の川だったのです。家康が江戸の海に近い所に城を作ったのは良いのですが、どんどん人口が増えるのに、当初は涌き水、井戸水を飲料にしていたのですが、さすがに足りなくなり、最初に井之頭や善福寺という涌き水の池から「神田上水」を作りました。
それでも三代将軍家光のころには日本の中心都市として形ができたことで人口も10万になってきて上水が足りなくなりました。1652年、家綱の時代に新しく多摩川から上水を引き込む計画を立て、幾つかの説がありますが、後に玉川の姓を名乗る事となる庄右衛門、清右衛門兄弟なるものに、金6000両で工事を命じました。それでも足りなくて私財2000両+借金1000両を継ぎ込んで羽村というところから、三鷹、新宿、四谷を通り、最後は虎ノ門のところまで1年も使わずに完成させ、苗字をもらい玉川上水役を命ぜられたそうな |
元々、人口の水路でしたが、その周りにはしっかり自然が残っています。
玉川上水の両岸は遊歩道になっていますが、三鷹駅をはさんで川上は古い土の道が残る道筋、今回歩いた三鷹から吉祥寺は少し整備されすぎたコンクリの道でしたが、手すりの内側はうっそうと茂る木々でまるでジャングルの様相でした.何しろ夕暮れでしたので、写真がブレてしまい、良い写真をお見せできません。 秋に涼しくなると、武蔵境からきちんと歩く、自然を満喫する会を再度企画するそうです
|
関係ないのですが、当日のお土産という事で鳥取のカラスさんが話題のピューを皆に作って送ってくれました。よくまあ沢山作るものだ!パワーに降参! |