悲しいことがあると
開く皮の表紙
卒業写真のあの人は
やさしい目をしてる~
お疲れさまでした
もう何年になるのでしょう
岡山に流れる百間川の東のほうで
たくさん土を耕しました
人ごみに流されて
かわってゆく私を
あなたは
ときどき
遠くで
しかぁって
今日は両端二人の卒業式です
雨の日も
風の日も
真夏の日差しの下でも
真冬の風の中でも
枯れた日には水をやり
雨の日には苗の心配をし
腰の痛い日には休んでよいのか迷い
そうやって野菜を育てました
でも
卒業します
まだまだやるよ~ (T)