鎌倉アルプス再挑戦 2019.3.23


さて1月に挑戦するも天候不順であきらめた鎌倉アルプス制覇の再挑戦の記録です。
今回は若干メンバーの入れ替えがあり、7名が今井隊長、板野ガイドの待つ北鎌倉駅に朝9時集合です。

前日の天気予報では午前中は曇りで少し寒く夕刻から雨の予報でしたので隊長からの中止連絡は無く全員9時に集合しました。
ところが、もう小雨が降っているのです。ただし、傘をさすかどうか微妙なくらいでした。前回冒険しなかったし、せっかく来たしもしかすると天候が回復するかも、まあ、行けるとこまで、という調子で北鎌倉駅を出発です。

今日のメンバーは、今井、板野、松坂、河村、横田、留安、古田の7名です。



まずはコースを紹介します。鎌倉は南の海に向かうと背後を山が囲む防備に優れた町になります。従い平地からすぐに山になるので幾つかハイキングコースがありますが、その中の王道「天園ハイキングコース」となります。

北鎌倉駅から建長寺まで平地を歩き、建長寺に拝観しお庭を見て、その奥の半僧坊に上り、そこから一番高い大平山を目指し、天園に至り瑞泉寺に出るコースです。雨の具合で途中で止めれば良いね。と気楽にスタートして行きます。雨は弱くなったり、強くなったりですが、建長寺で早くも霙状態に遭遇です。でもだれも中止しようとは言いません。


建長寺はとても大きなお寺です。1253年に北条時頼が建てた臨済宗のお寺です。
ここを奥に上がって行くと天園コースに入ります
重要文化財の三門の前で証拠写真。

釣り鐘は国宝です

法堂の中にあった千手観音、写真無いがここの天井画が小泉淳作という日本画家の龍の絵ですばらしい

シンプルな建長寺の庭園
この後雨が霙になったり止んだり

ここは登っていく途中に有った河村瑞賢という金持ちの碑

相模湾がかすかに見える「勝上けん展望台」まで来ました。

雨はほぼ止んでいる

コースの途中ですが岩がひさしの様に張り出したところがあって休憩。
隊長が持参したバーナーと水でお湯を沸かしスープを配ります。
板野さんが買って来てくれた稲荷寿司を頂きます。
歩いてきたのでお腹が空いており美味しく頂きました。
持参したお菓子、チーズなども


写真撮るのを忘れてますが、その後大平山、天園とコース通りに歩き切りました。
下りは岩が滑るので難しいところが何か所かありましたが大事には至らず

下山して板野ガイドの案内で瑞泉寺の前でやっと写真を撮りました。
疲れは見せません。

瑞泉寺、雨上がりの庭はとても綺麗です
著名人、文人ゆかりの寺とかで水戸光圀の桜、吉田松陰の碑、大宅壮一の碑など・・

奥には岩を繰り抜いたやぐら、周りを囲う壁も池も岩を繰り抜いて作ってあります。
岩のお庭もめずらしい

そこから少し歩いたところに永福寺(ようふくじ)の跡がありました。頼朝が平泉まで遠征に行ったときに毛越時で初めて二階建てのお堂を見て感激し同様の堂をここに建てさせたとか。

その後この辺りを二階堂と言うようになったとか

板野ガイドは謂れのある街かどで説明してくれます
お腹もすき鎌倉宮からバスで鎌倉駅に出て「しらす丼」や雑炊とかでお昼にします。
そこからまた史跡めぐりです。

高い屋根と桜が綺麗な比企が谷(やつ) 妙本寺

これは日蓮上人が辻説法をしたと言われる場所の碑

小町を歩きます。
いたるところに大正から昭和の初期に青年会が建てた史跡の案内の碑がります

鎌倉幕府が滅ぼされた、800人の一族郎党がここで自害したとか

この縄の奥に15代執権北条高塒が腹を切ったやぐら(洞穴)があります

至る所史跡だらけ。大正の青年会が頑張っての町おこしの碑

2万歩以上歩き疲れたのでイタ飯探しましたが見つかったのはサイゼリア

年金生活に優しい格安ワインを3本空けました

マンション理事会のある今井さんは早めに帰り、板野さんとは鎌倉駅で別れて帰路につきます


楽しく一日を過ごしました。隊長、ガイドさんありがとうございました。次会ワンゲル部は11月あたりに高尾山という話もでています。皆さんもどうぞ!


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